3日間の環境放射能研究会はとても興味深いものがあって、メモあるいは報告したいことはたくさん
あるが時間がないので重要な感想のみ手短に書く。

こんかいはじめてしったのだが、六ヶ所村の再処理工場では福島原発事故からの放射性物質から放出した
数十PBQ( P はペタで10の十五乗)とほぼ同量のトリチウムを海に放出している。これを参加者の研究者は
ちっとも驚かず、逆に驚いた私に驚いているようだ。友人の飯館村にオランテイアにいっている若い
研究者も驚かず、トリチウムの半減期は短く、害についても全く心配していない。
さらに驚いたのは福島第一原発からの放射化した廃棄水からも、これを同等のトリチウムを海に排出しているという。
再処理工場から排出される放射性廃棄物はほかにもあり、トリチウムは全体の20%
程度だという。
このようなことはあまりしられていないが
今回研究を発表している再処理工場の研究者のみなさんは
ひろくこのことをしってもらいたいと思っていると
いわれていた。(それでこのブログでも紹介している)

わたしはかって、トリチウムをつかったある装置を仲間と議論したことがあって
そのときトリチウムを扱うのは法的な問題が面倒なので棚上げにしていたことがある。

トリチウムについてたその危険性を指摘する在野の人たちも少なくないようだが、
公にはそういう認識はされていないともいえる。
チエルノブイリでの被害者についての状況と似ていなくもない。

岐阜の核融合研で運転がはじまり、研究所の周辺の住民が装置から放出される
数十億ベクレルのトリチウムに恐怖し反対運動がはじまっている。

すでに再処理工場がフル活動をしているイギリスは大西洋に
フランスがドーバー海峡に大量のトリチウムを放出しているという。

日本ではトリチウムの排出の総量にたいして規制はなく、境界で1ミリシーベルト?
基準をみたしていればいくら放出してもいいらしい。

トリチウムはセシウムのようにガンマ線をださないので
だれもがもっている普通の線量計では測定できない。
八戸大学の高齢の先生がただひとり何ヶ月に一回程度測定しているのみだ。
環境に放出するときも予告はおこなわず、放出してから1ヶ月後に
公示すればよいという。

はて、トリチウムは本当に安全か?
その根拠のデータはあるのか?

再処理工場の研究者のみなさんや
福島第一原発のみなさんはオープンな議論を
望んでおられるようのは良いことだ。

核融合研のみなさんも住民の皆さんにオープンな
説明を希望しているかもしれないので
ただ無闇におそれず、じっくりと説明をきいてみよう。