乳酸菌噴霧で玄米の放射能が4分の1に減った

そのようなことは微生物による核変換が報告されている(キエフ大学ヴィソフスキー)
のでないことではないと思われる。

この記事については批判がある
本文を読んでいただくのがよいが一部、引用させていただくと

吉岡さんのウェブサイトには、ある食品会社の会長さんが行った「実験」について書かれています。

乳酸菌をスプレーしていない玄米と、乳酸菌をスプレーした玄米とを、食品の放射能を測定する社団法人に持っていって測定してもらったところ、なんと乳酸菌をスプレーした玄米の放射能は、スプレーしていない玄米に比べて4分の1に減っていた。

とのことで、放射能簡易測定結果報告書のコピーが添えられています。処理前が20 Bq/kg、処理後が5 Bq/kgとのことです。

 この結果をもとに、吉岡さんは、

飯山氏は、乳酸菌と併存する光合成菌が放射性元素を取り込んで、それを「つついて」放射能を出させて、そのエネルギーを食べてしまい、放射性元素は放射能を失って無害化する、と言っています。無害化して放射能がなくなれば測定から消えるわけで、これは飯山説を支持する測定結果です。

と書いています。

 さて、「放射能を濃縮する」と「放射能を無害化する」は、正反対の現象であり、正反対の防護対応が要請されます。どちらが正しいでしょうか。科学的な手続きが十分ではないので、どちらが正しいとも言えないのではないでしょうか。ところが、「米のとぎ汁乳酸菌」で検索すると、実に多くの方が、いろいろな方法で実践に移しています。対応を誤ると危害が及ぶこともあり得る事態です。だから私は批判しました。

 通常、玄米には2300 ppm 、白米には880 ppm程度のカリウムが含まれ、カリウム40の放射能は、それぞれ72.7 Bq/kg、27.8 Bq/kgとなります。測定に用いられたSAM940スペクトルサーベイメータ(NaI)で検出されるのは、そのうち、電子捕獲をしてγ線を放出する10.72%です。そうすると、処理前の20 Bq/kgという値は、予想よりかなり高い結果です。「結果報告書」にも、「この測定結果は提出された試料に関するもので、試料の母集団の属性について証明するものではありません」との注意書きがあります。素人である「会長さん」はともかく、科学者であれば、この結果をもとに、「これは飯山説を支持する測定結果です」などとは、とても言えない筈です。

わたしの印象では

さつきのブログ「科学と認識」

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さんは形式主義的・法律優先のかたのようにみえる。しかも揚げ足取りをしている。

素人の実験と批判されているが、とりたてて、間違った測定をしているともみえない。