三十三年前だったか私がアメリカの研究所Fermi national accelerator laboratory, Fermilab にいたこと
超伝導電磁石の製造工場で組み立てをやっていた人がいた。
彼は単純作業をしながら、聖書を聞いていた。
そのころはカセットテープの本だった。わたしもそのあとカセットの本を買ったものであった。
デジタル時代になったいまはデジタルのオーデイオブックという本がアマゾンの子会社
audible.com
からでている。
価格が安く7.49ドル均一だ。

このあいだ見たクリントイーストウッドの今年度最高傑作の”人生の特等席”では年老いたスカウトは
目が悪くなり、イヤフォンで、投手の投げる球音から球種を判断していた。
目が悪くなったら耳を再活用する手がある。
実際、本当の盲目になって、音の反射で周囲をイメージ化できるひともいる。

そうそう、この話題は 井口博士が読み込んでいるMaxwell の

Treatise on Electricity and Magnetism Vol 1

James Clerk Maxwell

Oxford, 1904 Third Edition (the Best!)

Also see www.antiquebooks.net for Vol 2 and other old books in full color.


読もうと思ったのだが
リーダーが
うまくいかなかった。

目や指がつかえないと困るのは数式が自由になれないことだが、
数式は大事なので
いずれそういうツールがでてくるだろう。
(たとえばMathcad などの数式処理を発展させたもの)
ホーキングさんなどは苦労しているようだが助手がいるのでラッキーだ。