カルロ ルビア ビッグマウスか賢人か

最近カルロ　ルビアがあちこちで格安の
ヒッグズファクトリーをつくれと宣伝している。

ひとつは１２５GeV の低エネルギー版リニアーコライダー。
もうひとつはミューオンコライダー。
( ミューオンは重い電子。思いだけに短寿命。）

ルビアは指導力もあり頭も良くエネルギーもあり、声も大きいし実績もある。
（素粒子では実績があるが加速器駆動溶融塩炉ではみそをつけた）
それに陽気でお腹のでたイタリア人だ。

そのルビアは１２５GeV の低エネルギー版リニアーコライダーのコストは
20 G Euro
だと大口をたたいている。
１ギガユーロ＝１０億円
だから
２０００億円でできるというわけだ。
ルビアがいまのILC のコストをしらないはずがない。
約８０００億円だ。そのエネルギーは高いが。
500 GeV で８０００億円なら
１２５eV で１／４でできるということだろうか。

ILC 界にはルビアの発言はおおきな波紋と成るだろう。