すい臓がんは治癒が困難ながんといわれている。

国立がんセンター東病院の医師らによれば

欧米に比べれば発症率は少ないとは言え、日本では年間1万8000人が膵臓がんと診断されています。そして、膵臓がんで亡くなる人も年間1万9000人以上にのぼります。

ということは診断されないひとが多いということだ。診断されるひとの数よりも
亡くなるひとのほうがおおいとは。


国立がんセンター東病院肝胆膵内科医長の古瀬純司さんは、「胃がんや大腸がんでは、年間死亡者数は罹患者数の半分ぐらいです。たとえば、胃がんの場合は年間約10万人が罹患し、死亡者数は5万人。それが、膵臓がんでは罹患者数と死亡者数がほぼ同じです。ということは、さまざまな進行段階で発見されても、トータルでみると平均して診断から1年ぐらいで亡くなっているということなのです。これをみても、いかに厳しいがんかがわかると思います」とその深刻さを語っています。この20年ほどを振り返っても、治癒率にはあまり大きな変化はないといいます。


なんと、抗癌剤の進歩は治癒率には全く貢献していないと!!!

この発言をそのまま受け入れるとしたばあい、
すくなくとも重粒子線の治癒率は上がっていることを
考えれば
重粒子線以外の抗癌剤や手術の治癒率が下がっていることを意味している。


これは

一方、化学療法では膵臓がんに有効性が証明されたものはなかったのですが、1997年、従来からよく使われてきた5-FU(一般名フルオロウラシル)とジェムザール(一般名ゲムシタビン)の無作為化比較試験の結果、ジェムザールの有効性が証明されました。これによって、状況は一変。ジェムザールが膵臓がん治療の第1選択薬となっています”
という発言と矛盾している。
なんだかなー。


膵臓の位置