ダークエナジー
ダークマター
など次から次に発見があるが
2008年に
ダークフロー
(暗黒の流れ)が発見された

発見者は
Alexander Kashlinsky, an astrophysicist at NASA's Goddard Space Flight Center in Greenbelt,
で700もの銀河クラスターがある方向に向かって
移動しているというものだ。
わたしは、最近つまらなくなったDiscovery channel のなかでただひとつ異彩をはなっている、偉そうな解説をしている(どこぞのイケガミさんににていない?)モーガン・フリーマンの番組で知った。
どうも昔からあるグレートアトラクターとは違った解釈があるらしく
そのメカニズムが
マルチユニバースでうまく説明できるという点が
新奇なところだ。
つまり、われわれのしっている宇宙と別の宇宙(マルチバースというのは別の宇宙がいくつもあるという仮説)がこの銀河クラスターを
引っ張っていると解釈できるというものだ。

宇宙には背景放射というものがあってくわしく調べられているが
その中に無数のコールドスポットを観測できる。
これをいままでは宇宙の濃淡というふうに
ぼんくらな人たちはなにも考えないでいたが
どっこい、
このコールドスポットはからっぽな空間で
他の宇宙が重力でこの空間をひっぱっているのだという独創的な
解釈をもつ
賢い人達が現れた。


discovery channel では 女性の宇宙論研究者の
Dr. Laura Mersini-Houghton (née Laura Mersini) 
がその自説を披露していた。
彼女によれば

In 2007, Mersini-Houghton claimed that the observed CMB cold spot was "the unmistakable imprint of another universe beyond the edge of our own",[6] just as she and her collaborator had predicted in her theory 8 months earlier.[7]


まあ、真理がどこにあるのかはわからないが、
人間の妄想理論が観測によって
もっともらしさになり、やがて、事実に変わっていくのだろうが
いったい、
ここまで思考できる人間というものの底知れぬ能力
というものは
なんなのであろうか?
その一方で身の回りも
国際社会も
自分の利益と欲望原理で支配されている。
人間というものはこんなにも幅広い。