ヒッグズ粒子の発見が
世界にどのように貢献するかという質問に
東京大学の
浅井祥仁准教授
”すぐさま変化はないものの がんとかの治療をしたりだとか物質の中を調べたりとかというメリット。。。。
と思わず、アドリブでヘマなコメントをしてしまった。
(1分48秒のあたり)
ちなみに9月1日で
浅井祥仁准教らの講演が東大であるそうだ。

まあ、小柴親分も
”いまは役にたたない。しかし将来は。。。”
とかあまりしゃれた回答をしていなかったのでしかたがないか。

わたしなら
”そんなことは自分で考えろ”と一括するのだが。

というのはこの
浅井祥仁准教授が
日経サイエンスの今月号の
質量とは何か 
中島林彦(編集部)/ 協力:浅井祥仁(東京大学)
ですばらしいきわめつけの解説をしていて、
それを読めば、いつも自分で考える習慣をもっているひとには
その解答のヒントが満載なのだ。

浅井教授は単に理解力が卓越しているだけではなく
説明力もぴか一だ。


同じ日経サイエンスで南部陽一郎博士が
ヒッグズ粒子の周囲の説明をしているがこちらは解りにくい。

益川博士も解説をしていて、
理論分野でのヒッグズ機構の本当の
貢献者はだれであるかを歯に衣をきせず
断定しておられるところは微笑ましい。