厚生労働省のホームページによれば
広島、長崎の原爆被害の800頁にも
およぶ英文レポートに広島/長崎の原爆投下後の
放射能の空間線量率がたったの3日でゼロになるという時間経過を示した
グラフがDS86(Dosimetry System 1986)またはDS02(Dosimetry System 2002)にあるというのだが
DS02にはない。
あるのは空間分布のみで時間経過のデータはどこにもない。
ことが判明した。
このフルレポートはなかなかみつからなかったが
放影研のホームページにあることを
KEKの図書室のかたにおしえていただいた。

そもそも、3日で原爆の放射能がゼロになるなどという
非常識なデータはあるはずがない。

この大部の報告書を短く日本語でまとめた紹介がここにある(クリック)

この報告書の目的な被爆者の正確な被曝量を推定することであるのに
時間推移がないのは全く片手落ちである。