しばらく研究会がなかったので
新都市づくりのビジョンにひたっていたがようやく高電界のテクノロジー
International Workshop on Breakdown Science and High Gradient Technology
(as the extension of 6th Collaboration Meeting on X-Band Accelerator
Structure)
がKEK で来週開催される。
線形加速器では加速電界をあげればあげるほど、長さが短くなる。
リニアーコライダーでは一メートルあたり38 MeV相当の加速電界だが
セルンのCLIC compact linear collider では100 MeV をめざしている。
どうしてそんなことが可能になるかというと
高周波電場(電界の極性が高い頻度で変わる)の周波数をどんどんあげていくのである。
そうすると波長が短くなるので装置の大きさもちいさくなりるので
むつかしさも増えてくる。高周波の電源もあたらしいものを開発しなくてはならない。
リニアーコライダーもいったいいつプロジェクトがはじまるかわからないが、その先のお話である。
そういう次のまた次のイッテをもっておくことが大事なのである。