天才のなかでもずばぬけて利発はひとがいるらしい。
CPの破れを予言した中国人理論物理学者ははなれてみると神々しかったそうだ。
そのわりには後がつづかなかったが。
超弦理論エドウイッテンのまわりから畏敬の念でみられている。
ファイマンは他の重鎮の天才、ベーテやホイーラーなどからもほめられている。
暗算の能力がすぐれていたらしい。
パウリも周りから畏れられていて、パウリがそばをとおると、計器が故障を起こしたという。
フェルミの天才ぶりもしられていてあちらこちらで彼の名前をつけた研究所がある。

以上のなかで
スーパー天才といわれるのはファイマンくらいだろう。

アインシュタインと比べてアインシュタイン以来の天才といわれているが
本当にアインシュタインと比較できるだろうか?

たぶん、そうではない。
なぜか?
ファイマンは方程式を発見していないからだ。
方程式をとく能力、その物理を理解する能力には
格別に秀でているが、重要な方程式を発見していない。

其の点で、ニュートンやとくにマックスウエルは
方程式を発見している?からスーパー天才か?

いや、マックスウエル以前の複数の原理を統合しただけかな?
調べてみないといけないかもしれない。

我々も方程式を解くだけでなく
方程式を発見しないといけない。
そういうふうなモチベーションをもたないといけない。
また、次世代の研究者をそのように導かないと行けない。

気づくのが遅すぎたかな。