チェルノブイリ爆発によるドイツの国土汚染の推定がここにある。
すなわち、
”チェルノブイリ事故以後のドイツ全土について平均してみると、セシウム137による汚染は、平均で2000-4000 Bq/m2となっている。これは1 mg/km2に相当し、500 gのセシウム137がドイツ全土にばらまかれたことになる。”
これは結構な汚染だ。
それではチェルノブイリの原発ではどれくらいのセシウム137を放出していたのだろう。
チェルノブイリに100トン程度のウランがあったとすると6%のセシウムができたばあい、
6トンできる。ドイツにとんだセシウムはたった0.01%でも600グラムだ。
たった
0.01% が
大気に放出される。いいかえればたった数百グラムがまきちらされるのだから
当然濃淡はできるだろう。ビッグバンの一点から星雲があちこちにできるようなものだ。
放射能の分布が一様でないのはむしろ自然なのだ。
国内のあちらこちらに
ホットスポットがあってもけっしておかしくない。