KEK加速器の現役のひと二人に年間の被曝量はどれくらいかと質問をしてみた。
お二人ともご存じない。
でもおひとりは1ミリシーベルトは越えていないと断言した。
わたしもKEKにいたときも放医研にいたときも
数値は覚えていなかった。

KEKの陽子加速器は世界にほこるビーム強度の強い加速器であった。
装置が故障したときは決死隊を組織して修理にいった記憶がある。
ブースターシンクロトロンも
ビームを入射するところと引き出しをする場所はとくに放射線レベルが高かった。

どちらもJPARCの建設がはじまるとともに何年かまえに運転を中止して
いまは当時程放射線レベルは強くないといえども
まだまだ強い。

何十年かぶりにブースターシンクロトロンにはいった。
こんどは、
マイ線量計をみにつけて。

強いところでは8μシーベルト/時
であった。


かって決死隊を募ったところである。