加速器学会初日の
トリをつとめた
鈴木KEK機構長は加速器の社会貢献について
バラ色の将来を総花的にかたられたので
いま日本がこの危機にあるのに
そんな場合でなく
原発事故対策にしぼるべきたと訴えたのだが
コクミンはそうはおもっていない、
いろいろな選択があるべきだと
回答された。
現状認識は全く異なるのだ。
おそらく鈴木KEK機構長は
ご自分のところの
トレーラーハウスのなかのモニター値の
つくば市の空間線量はどこでも
0.1 μシーベルト/時程度と
認識しているに違いない。
東大アイソトープセンターの児玉教授と同等の認識をもっているひとは
おそらく日本には指で数えるほどしかいないのだろうか。
残念なことだ。
ところでいまLHC では神のヒッグズ粒子が発見されたと
うわさになっているが
それは日本のなかだけだと釘をさしていた。
そのエネルギーは120GeVの付近らしく雑音が大きいという。
Fermilabでもアクセスできるエネルギーなので
熾烈な戦いが水面下であるかもしれない。
確認されればヒッグズ創成のきれいな実験ができる
ILC 国際リニア-コライダーに
ゴーサインがでるかもしれない。