飲料水や野菜などの放射性ヨウ素を減らすには、冷蔵庫で十分寝かせてから飲食することが効果があるが
セシウムは半減期が長いので、頭を悩ませていたが、
日本原子力学会の59人の有志が仙台市青葉区の愛子(あやし)産の鉱物「天然ゼオライト」が有望であると発表したという。事実なら朗報である。
読売新聞発表だが原子力学会が正式にプレスリリースをしている(クリック)
活性炭の有効性はきいていたので、わたしも水の浄化につかわれているゼオライトの穴の大きさを調べたら、小さいの効果があるのではないかと考えて議論をしていたのだが、実験をするにはいたらなかった。実験には放射性物質の測定器がいるので、分析会社か研究所の測定器がつかえる立場でないといけなかった。
新聞記事によれば
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実験の結果、表面に微細な穴の多い「天然ゼオライト」10グラムを、放射性セシウムを溶かした海水100ミリ・リットルに入れて混ぜると、5時間で約9割のセシウムが吸着されることを確認した。愛子産ゼオライトは大量にすぐに入手できるため、有望な材料と判断した。ほかにも放射性ヨウ素を効果的に吸着する材料として、活性炭などを挙げる。
(2011年4月7日20時11分 読売新聞)
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追試をして確認を急いでもらいたい。
仙台産なのでまずゼオライトそのものが汚染されていないことを確認してもらいたい。
また、品切れになる可能性もあるから、
他の産地での効果のうむも確認していただきたい。
焦るあまりの糠よろこびにならないことを祈りたい。