大学の卒業生の組織で日立や水戸にくらべて土浦支部が休眠状態なので
このへんでちゃんと立ち上げようという準備委員会が開かれた。
あつまってみると会員は二百数十人もいるらしい。
土浦にいるひとは第四位でつくばがいちばんおおい。
土浦はすでに沈み行く町だからもっともなことだ。
活躍しているのは化学のひとたちがおおく、ほとんどだ。
それは学部のころの評判と一致していて、なるほど、教える側がしっかりしていると
その学生もしっかりとするものだと証明された。

あつまった先生方はこのあいだのノーベル化学賞の根岸さんたちと同等以上の仕事をしていたが
不運だったとかいうお話をしていた。受賞するかどうかはそれほど重要ではないが、
フロントラインの研究でしのぎをけずるレベルにいる人たちの学生になれるということは
大切なことだ。
最近は、また、重粒子線のセンター長の中野教授などをよんで講演があったらしい。

そういうふうに後進をそだてる一助にこの集まりがなれればよい。