山形の重粒子啓蒙講演会で辻井博彦博士が中国蘭州の近代物理学研究所での
興味深い重粒子線治療の成果を紹介してくれた。

重粒子線治療といえば
からだの深いところにあるがんの治療をセールスポイントとしていたが
代物理学研究所では浅いところのがんの治療をすすめてきた。
これが、その治療結果が思いのほか優れている。
足下をすくわれた感じだ。
低いエネルギーの重イオン加速器でも
すばらしい治療が期待できるのだ。

5時間かけて山形にいった甲斐ががあったというものだ。

残念なことに
会場のかなりのひとが
プログラムの最後までおらず、
この講演をみのがしたひとたちが少なくなかった。

プログラムの順序をまちがえたかもしれない。