LHC でできるかもしれないミニブラックホールがおおきくなって地球を飲み込んでしまわないかという心配がある。 かってロシアラモスで最初の原子爆弾の爆発の実験をしたときも、それで地球がふっとんでしまわないかという不安もあった。
科学者はかしこいといえでも、なんでもわかっているとはいえないからだ。

さて、陽子ビームをあてることでタリウムを hafnium-178に変換した励起した状態にしてこれがエネルギーを放出するというものだ
”アメリカは長い間封印してきた「核兵器の小型化」に手をつけているようです。『"New Scientistの記事によると、米国防総省はレアメタルのタンタルに陽子線を照射し、アイソマー(準安定な励起状態の原子核)ハフニウム178m2を生成したそうです。
アイソマーは原子核のエネルギーが何らかの理由で通常より高い励起状態にある元素で、ある寿命で余分なエネルギーをγ線の形で放出して安定な核の状態になっていきます。 (参考:放射線学基礎、壊変形式.4.核異性体転移)
アイソマーのエネルギーを取り出すことは既に成功しています。1gのハフニウム178m2はTNT火薬50kgにも相当する火力を持ちうるとされており、今回の実験は、小型の投射物が、臨界量に制限されない「核爆弾」を装薬するようになる、新たな軍拡競争の可能性を示唆しているとして注目されています。』と言う記事がネット検索で見つかりました。” 

あぶない、あぶない。
しかしこの爆弾はまだ実証されていないようだ。