先に紹介したビーム輝度を何桁もあげる方法のレイモンデイの詳しい論文(ここをクリック)がみつかった。
さてこの論文から指導原理を理解しようと思うが一筋縄ではいかない。
最初に衝突のさいのpiwinski angleでのルミノシテイの解析式がある。最初の引用式でロシア人の文献が引用されている。
ビーム強度の限度をきめるパラメターのチューンシフトが水平と垂直で非対称になっている。
ふつうはビームを平べったくして垂直のサイズを絞って衝突させるのがよいとされてきた。
彼はまず水平ビームサイズを小さくして、そのかわりにpiwinski angle を広げるという策をとる。
そうすれば、垂直チューンシフトはかわらないとする。

bra bra bra...

彼は公式を眺めながら、
piwinski angle 、水平ビームサイズ、ビーム強度、衝突角度、ベータトロン函数、衝突部のオーバーラップの面積、さらにはシンクロベータレゾナンス,
バンチ長をながくする利点までひっくるめて
その結果、魔法の結果を披露する。
。。。

最後に10^36 (cm^-1 sec^-1) といままでの最高ルニノシテイ1000倍のスキームをプロポーズする。

これはいままでに3年かかっていたデータ集積が一日でおわってしまうことを意味する。