”4人のノーベル賞受賞者を含む5人の科学者が25日、東京・本郷の東京大学で記者会見し、政府の行政刷新会議の「事業仕分け」で科学技術予算を削減する決定が相次いでいることを厳しく批判した。”
と今日の新聞にあり、鳩山首相がびっくりしているようだ。
"米国での研究歴が長い利根川さんは、経済が悪い時でも科学技術に投資し、将来を見据えて人材を育成していく、とするオバマ大統領の発言を紹介し、日本の現状を「別世界のこと」と皮肉った。"
といっているが、同意できない。
大研究所の普通の科学者はこの5人の賢人に同意すると思う。この先生方は大研究所の皆さんだ。
しかし、科学の世界でももともと予算の配分が不平等で、大学などはほとんど研究費がないので
大学の研究者の多くには異論があるはずだ。また大学間にもヒエラルキーに応じて研究費の偏りがある。
その大学から予算がすくなくてもよい研究成果がでている場合が多いのではないか?
極端な例はロシアの研究所だ。
彼らは研究費を自分のちからでかせいでいるところがある。
自給自足の研究だ。
それでも、新しい発明はロシアからが一番だ。
ノーベル賞はないが
ほんとうはロシアの研究者がもっとも
ノーベル賞にあたいする先生方がおおいはずだ。
この点でノーベル賞の選考には大きな
偏りがある。