COOL09 の会議はあすからだ。
今晩はレセプションだとのこと。

今回気づいたのは
電子冷却だけ以外の冷却の発表のおおいことだ。

それもミューオンコライダーの研究者たちが大量に流れこんできた形跡がある。

アメリカの次の高エネルギー加速器はILC(国際リニアーコライダー) が第一位で
ミューオンコライダーは超伝導加速器のハドロンコライダーの次の順位の3番手なのだ。
わたしも最初はミューオンコライダーに肩入れしていたのだが
ILC のほうにうつってからはミューオンコライダーは気の毒に感じるようになってきた。
ILCでさえ危ういのに
ミューオンコライダーの予算が通る分けない。
実験物理なので予算がつかなければ、そのまま、それまでの仕事が埋もれてしまう。

電子冷却は既存の装置で役にたつが、ミューオンコライダーの仕事は
役にたたない。

そのミューオンコライダーの人たちが蘭州の会議に大挙参加する。