普通炭素イオンでのがん治療のばあい、炭素イオンを重粒子という。
でもそれは日本とドイツでのはなしで
其れ以外ではとくにフランスでは炭素イオンを軽粒子と呼ぶ。
炭素イオンは質量が陽子の12倍なので重いという思いは日本とドイツである。
重粒子線治療をはじめるときには、これを推進した平尾元所長が
当時東大原子核研究所でイオン加速器にちからをいれていて、つくばのKEKの元西川所長がすすめていた
陽子加速器や電子加速器に対抗して、重粒子というおもいがあったのではないかと思う。
同様に炭素イオンのがん治療にとりくんでいたドイツのGSIは名前が
重イオン研究所だっったので、重イオンとよんできたのだろう。
一方ドイツに対抗心のあるに違いないフランスは重粒子の研究所があるにもかかわらず
あえて、合理的な軽イオンとよんでいるのちがいない。
ほんとうは元素表をもとにすべきて
軽イオンをよぶべきだ。