ものごとがはじまる創出期には大物があつまる。
それがだんだん普通のひとが増え、最後には小物ばかりになる。
齢をかさねると、自分らのいた世界の人々がみな
小物にいれかわっているかの印象をもってくる。
いまの加速器学会の大半はすでにしらない人ばかりで
なんだこのひとたちはという印象が次第に強くなって行く。
むかしの大物の先生たちも私達の世代を同様にみていたのかもしれないが
そればかりではあるまい。
日本の加速器の世代でいけば
大物は北垣先生、西川先生、堀越先生、田中先生、小林先生、佐々木先生といったところか。