フランスではノルマンジーに
ETOILE という重粒子線治療計画があり、そのなかで
2437人のがん患者の具体例で
ハドロン治療(陽子線+重粒子線)の適応について具体的に調べあげている。

その結果は:
がん患者の6.1% が炭素イオン
8.4% が炭素イオンまたは陽子線

これを我が国で置き換える
人口を1.2 億人、がん患者を60万人とすると
炭素イオンの適応患者は3.7 万人
炭素イオンまたは陽子線の適応患者は5万人。

これを群馬県の人口200万人に焼き直すと
炭素イオンの適応患者は611人
炭素イオンまたは陽子線の適応患者は841人。

とあいなる。

いままでの群馬大学や中部8県の推定と大きな差はない。