がんに常に痛みがつきものかどうかは分からないが
肺がんの治療から肺炎または肺臓炎になってしまった友人は
痛みに苦しんでいる。

つい最近、家の猫がおせわになっている動物病院の先生から妻が
”星状神経節ブロックとスーパーライザーによる星状神経節照射療法”であるsuper lizer
のパンフレットを借りてきた。(真興交易医書出版部)。

直線偏光した近赤外線レーザー光はしていない光よりも深く到達するという。
(金沢大学 名誉教授 村上誠一氏監修、
専門は麻酔科、http://www.anesth.jp/medical_office_01.html)
super lizerはさらに普通のレーザー出力が100mWのところ
1800mWと大出力でより深く光りが到達するので効果が高いと主張している。

偏光した光の到達度が深いというのははじめて聞いたが、
出力は大きいからいいというのはすこし乱暴かもしれない。

痛みをとめる機構は
痛みの原因の部位と痛みを感知する脳との中間に位置する
神経節に熱を加えて痛みをブロックするのだという。
その位置は第七頸椎の横突起の左右に一対あるという。大きさは
15x5x3mm^3。
通常はここに注射で局所麻酔を施すという。

ペインクリニックのでは70%がこの方法だという。

英語でstellate ganglion block(SGB)と呼ぶ。

その効果について
グーグルでしらべてみると
決して万能とはいえないようだ。
たとえばhttp://atsukatsu.at.webry.info/200602/article_5.html
では

このSUPER LIZER(スーパーライザー)とは、
深達性の高い波長の近赤外線を高出力で痛い箇所など神経部位にスポット状に投射して、
血流を増加させ、痛みを和らげるというやつです。(いわゆる、ペイン注射をものすごく軽くゆるくやってるようなもの。)

私の場合、特に首が痛いので首にしているのですが
光を照射すると、本当に血流がよくなることが実感できます。

私は胸郭出口症候群のせいか、常に手先が氷のように冷たいのですが、
スーパーライザーをすると、一気に手先が暖かくなります。
そして、先日車の運転をして、肩から腕にかけて痛くて痛くてたまらなくなったので
夕方に、そのスーパーライザーのみをやってもらいに行ったところ
照射後、痛みが少しマシになっていることがわかった。

いつも、注射を同時にしているので、スーパーライザーの効果はいまいちわからなかったのですが
今回は、注射なしで しかも激痛時だから、わかりやすかった。

そして、最近始めたのが星状神経節に照射。
(※星状神経節ブロック注射だと、失敗などの恐怖に耐えられないのですが
スーパーライザーだと、たとえ、場所がずれていても注射ほどの危険性は無いと思われる。)

こちらは、まだ実感がないのですが、私は花粉症もちなので
花粉症がマシになれば効いているということ??
(星状神経節ブロックは自然治癒力を高めるそうなので花粉症も治るらしい)

花粉症が治って、めまいや頭痛、耳鳴りそして腕の痛みも治れば万々歳であ~~る。(^-^)v

花粉がピークになるころ、効果の程を報告したいと思います。(←おいおい、それじゃぁ治療目的がちがうだろー!! と自分で自分にツッコミ…w)