9月14日の湯沢で駅のそばに重粒子線施設をもってくるという住民説明会で
湯沢だけでなく
全国で6カ所計画されてるという発表があったという。
重粒子線の計画でいつも問題となるのはその経済性だ。
現在、放医研では、重粒子線施設の運営に極めて多数のスタッフが投入されている。
これにくらべて、国内のいずれの計画でも、治療人数の数は年間600人強と
現在の放医研の最高到達患者数と同等に設定しているが、スタッフの人数の予定は放医研よりも
大幅に少ない。
重粒子線の計画がでてきては消え、またでてきては消えているのは
この600人/年の患者治療数にあるという指摘がおおい。
そのような中で、湯沢町での丸茂氏の説明では
年間4000人の治療患者をめざすという、
極めて画期的な宣言をしたという。
もしそのようなことが可能であることが
丸茂氏によって具体的に示されれば
日本のいや世界の重粒子線治療に革命がおきろかもしれない。
丸茂氏の主張するように本当に
全国に6カ所も重粒子線治療施設ができたらよい。
はて、どのような案なのか
その具体的な発表がまちどおしい。
湯沢からしばらく目が離せない。