2008年 8月29日に高エネルギー加速器研究機構(KEK) で
第一回加速器科学技術推進協議会技術部会が開催された。

この席で鈴木厚人機構長は今後4年間で合計200億円を先端加速器技術の予算をとると宣言した。
その内訳は20、30、50、50、50億円で、これに近い額を当初の2年間に用意できたと
説明した。
この技術部会は有料の企業会員を募り、KEKは場所(2号館の3フロアー)と月1回強の
研究会を催し、技術情報を共有していこうという。
会費は一社一人当たり年10万円。
技術内容はILC 関連がほとんどだ。
企業がどこまで応答するか不明だ。

これに関連して9月25日に先端加速器シンポジウム(無料)が
開かれる。内容は始動するLHC, 始動するPARCの予定。

どれくらいこの技術部会が企業にとって魅力あるか?
8000億円のILC および関連応用部門に
考えられないほどおおきな市場がとか
ものすごく大きな経済効果がとか
発表者はいっていたが、そのような素人的な宣伝では
企業人にはピントこないように見受けられた。
社会人に訴えるなら
”XXX兆円の経済効果”とかいわないとね。