シンクロトロンで最小の装置といったら
モスクワのバラキン設計のものだ。

バラキンはもともとノボシビルスクの
BINP で活躍していたが袂をわかってモスクワ近くにいき、医用陽子シンクロトロンの開発に専心した。

入射器を小さく設計したために、入射エネルギーが低く、ビーム強度が低いことが欠点だったが
最近ではスポットスキャニングを開発し、この欠点を克服した
と主張している。

ロシア人はあきらめずがんばりがきくところが偉い。