ジャクソンビルの粒子線治療会議PTCOG47のポスターセッションの入り口にいちばん近いところで
世界最小の医療用陽子シンクロトロンの説明があった。若い研究者が説明をしていて線量はどれくらいでるか
ときいたら即答できなかったので、新人なのだろう。
この装置はだいぶ前から提案されていて、本来ならモスクワ地域ですでに稼動しているはずのもので
ロシア全土に何十台もばらまくといっていたものだ。
直径が5メートル弱で世界最小だろう。
ビデオで説明がされていて、世界でまだ3カ所しか採用されていない
スポットスキャニング方式が完成したと説明していた。
スポットスキャニングの実用化は
スイスのPSI、ドイツのGSI、そして今週の月曜日に完成したMDACC/日立の3カ所だ。
Still River System 社が完成したあかつきには、世界2番目になってしまうかもしれないが、
価格は世界最安値になるかもしれない。
ロシアの研究者は辛抱強い。