炭素イオンの生物効果比(RBE)を調べれればしらべるほど
生物の複雑さ、ひいては人間の複雑さがあきらかになってくる。

細胞の種類、線量、エネルギー等々
RBEに影響のありそうなものを変えれば変えるほどそれぞれ
様々なパラメターがみな関係するのだ。
試験管で調べた性質も人体の細胞と異なる。
治療にはこのRBEをつかんでいないと正確な照射計画をつくりにくい。
これらのパラメターを調べ上げていくには
膨大はマンパワーと時間が必要になるだろうー。
知ればしるほどに難しくなる。

これと比べたら
X線や陽子線の治療なずっと楽なようだ。
眼のまえのがんに苦しむ患者さんの治療が先決である
お医者さんが陽子線を選びがちなのも無理はないか。。。