10月29日からロシアと日本のワークショップが2日間つくばのKEKで開催される。
見所聞き所?はスクリンスキー教授のがんのハドロン治療の講演だ。
内容はおそらく ロシア発の技術で日本人研究者との共同発案の
CBS(Cold Beam Source)の最新情報だと思われる。
この装置はシベリア発の最先端技術であるホロービーム型の電子冷却で
大強度の重粒子の冷却が可能である。
その結果、装置の超軽量化が可能となり、低価格化と高性能化が
同時に実現されるというものだ。


加速器学会会員の皆様
以下の要領で、第43回ロシア/CIS ISTC Japan Workshop-加速器の基礎から応
用まで-を10月29日および30日にKEKが協力して開催します。詳しいプログラムに
ついては 
http://www.kek.jp/kokusai/istc/index.html
をご参照ください。

国際科学技術センター(ISTC)は、1994年に設立され、旧ソ連(ロシアおよび
CIS諸国)の核科学者・技術者の支援活動や各種サポートプログラムを実施して
おります。活動の一環として、ロシア/CISの科学者と技術者を日本に派遣し、こ
れらの諸国の優れた研究を日本の皆様に紹介する催し、ISTC Japan Workshop
をすでに42回開催しております。今回の第43回ロシア/CIS ISTC Japan Workshop
は、ロシア/CIS研究者11名と日本人研究者6名による加速器科学分野の基礎から
医療等の応用に至る広い範囲にわたって最新の研究内容の発表及び討論を行います。

ロシア/CISの加速器分野の活動を知る絶好の機会でありますので、多数の皆様
の参加をお待ち申し上げております。

日 時: 平成19年10月29日(月)10時・18時(18時からレセプション
10月30日(火)9時半・17時半
場 所: 高エネルギー加速器研究機構 4号館1階セミナーホール
(茨城県つくば市大穂1-1)
言 語: 英語
参加費: 無料
講演者: G. Kulipanov(BINP副所長)、I. Meshkov(JINR前加速器部長)
森義治(京都大学教授)他 ロシア/CIS研究者9名、日本人研究者5名
主 催: 国際科学技術センター(ISTC)
後 援: 文部科学省
協 力: 高エネルギー加速器研究機構(KEK)
連絡先: KEK国際企画課 029-864-5132 小高 美里
関連ウェブサイト: http://www.kek.jp/kokusai/istc/index.html