アメリカの底力

アメリカでは常に重粒子線治療を無視してきた。

陽子線はというと天下のMD　Anderson 病院が日立の陽子シンンクロトロンをとりあげ、
オルランドのMD　Anderson 病院もIBA の陽子サイクロトロンの採用を決定しているという。

だが重粒子線の採用にはなかなか重い腰をあげなかった。
ドイツでこれを事業化していたシーメンスは欧米においてハイデルベルグとマルブルグの
重粒子線施設以外に日本や北米での販売に努力をつづけてきたが
ついにその努力が実り
１９９８年に新設したばかりの
SFとナパバレーの間にありSF湾を望む絶景の地に
無名の新設大学の
Tourou大学が

http://www.stockhouse.com/news/news.asp?newsid=5601532&tick=SI
北米最初の
重粒子線治療施設を開設するという。
同様の装置はラスベガスのネバダがんセンターでも導入を検討されていると聞いている。

アメリカが動いた。さすがはアメリカの底力！


この情報は
AudiRS4さんからいただきました。御礼を申し上げます