ILC Interaction Region Engineering Design Worksh

長い題名の会議です。
http://www-conf.slac.stanford.edu/ireng07/
にホームページがあります。

粒子線ガン治療はもともと物理学から派生してできたものですので
わたしたちはいつでも物理学の最新動向に注意しておく必要があります。
すでに高エネルギー実験物理の主役のひとつである
Time projection chamber が
PET に使えないかという
原理実証研究が　KEK の田内、真木らによって始まっています。
うまくいけば数少ない日本初の最高性能の
がん検出装置に進む可能性もあります。

さて今回の会議は
ILC 国際リニアーコライダー
の衝突部とそこに設置予定の
detector
周りの研究集会です。

何千トンもの重量の巨大なdetectorを
地下数十メートルにどうやっておろすか、
どう組み立てるか、
地下でどうやって移動させるか等々
さまざまな現場技術の問題が討議されます。

ここでもTPCは重要な役割を果たしています。