バリアン苦境

ミュンヘンのリネッカー陽子線治療センターはその治療器の製造会社のアクセルと
決裂して建設が中断していた。
このエクセルの株をアメリカのバリアン社が取得し
経営に参画し
中断していた計画を再開させ、期待が持たれていた。
が、本日付けで
関係者あてに
リネッカーから
まだCEマーク（ヨーロッパの規格でこの認可が必要だ）を取得するにいたっておらず
相変わらず、リネッカーは苦境から脱出できていないという報告が送られた。
問題は治療用制御プログラムにあり、さすがのバリアンも手を焼いているという。
おそらく同様の問題を以前ベルギ－の会社のIBAがボストンの
MGH（マサチュユセッツ　ジェネラル　ホスピタル）で経験している。
IBAは大幅な計画の遅れからMGHニペナルテイ（違約金）を支払うはめに陥ったが
そこは社長のビヨンゲンの強運！
会社が上場し、潤沢な資金がはいり、ピンチを脱した。
今回は
どうなるか！