何ヶ月か前の
加速器学会誌にAETの田邉さんがだいぶラジカルな記事をかいていた。
アメリカでは
利益がでないような、あるいは社会にちゃんと還元できないような
科学は勧められないから
日本も同じように考えるべきだ。
重粒子線治療はコストがかかり
投資家は見向もしないから日本でもそんなものをやめしまえと
いう趣旨だ。
一方でサイバーナイフや トモセラピーはこの点で優等生だから
こういう科学をすすめていかないといかんという。

実際にすすんでいる重粒子線施設は田邉氏が指摘することが
部分的に正しい。
が実はそうではないのだ。
という趣旨の雑文をおなじ
加速器科学に寄稿することを思案中。
論議をよぶことになりそうだ。