一般演題の中で新しい取り組みとしては治療室内にベッド共有でCT装置を備え付けた施設が登場しました。治療室内のCT装置を用いることで患者を一度ベッドに載せるとそのまま治療計画から照射を行うことも可能ですし、計画された位置をCT装置を用いて最終確認して位置調整を行った上で照射をする事も可能になるそうです。ベッドの占有時間の問題、アイソセンタ-とターゲットの関係についてCTは確認作業に用いるのか、また位置の調整をするならばどれくらいずれなら行うか毎回確認を行うのかなど呼吸位相の問題も含めて考えないといけないこともあるでしょうが、治療用のベッドでターゲットの位置をCTでそのまま確認できるのはすばらしいことです今後部位ごとにターゲットの位置のずれやすさや、ずれやすい方向を特性を解析して報告してもらえればわれわれの今後の仕事に大いに役に立つことになると思われます。

http://katarou-kai.hp.infoseek.co.jp/01jmcp/01jmcp.htm