T Bortfeld*, G Chen, H Paganetti, J Unkelbach, M Engelsman,
Massachusetts General Hospital, Boston, MA
らは
きたる7月に開催される
アメリカ医学物理学会の場で
プロトンの線量分布の良さが十分いかされた治療はおこなわれていないと主張する予定だ。
ということはKさんから食事中に聞いた。


つまりプロトンの良さは飛程のシャープさにあるのだが、
実際は、位置誤差があるので、誤射をおそれ、マージンをとってしまいがちで
どうしても正常部にも照射されてしまうというのだ。

治療計画も横方向(
ビームの進行方向に垂直)の線量分布を気にしがちで
これに2倍も急峻な分布をもつ垂直な方向の位置精度を忘れがちだというのだ。