MRIUS装置図

フランスのボルドー大学のクエッソン(B. Quesson)らは
MRIガイド下集束超音波を使用した導入遺伝子発現の空間的および時間的制御
という論文をMEDICAMUNDI 47/1 April 2003
に発表している。
この論文によると
“誘導熱ショックタンパク系のプロモーターのひとつであるHSP70は、温熱療法に反応して遺伝子発現を数千倍活性化することができるというから
BNCTでの理論値である腫瘍と正常細胞への取り込みの程度に違いにちかい数字だからすごい。

この装置での加熱の応答は
温度分布
ということだ。
温度が上昇するまでに
180秒程度かかっていることがわかる。
また熱源をオフすると
100秒くらいで温度が戻っている!

体内の特定の位置で
温度制御ができている。
ネズミの例だが。
すごい例だ。