がんの治療は遺伝子のDNAを鎖をきることで遺伝子に致命傷を与える。
一方で
がんは遺伝子の観点から遺伝子変異の蓄積ががんであるという。
この遺伝子変異の大部分(50-80%)にp53という遺伝子が関係しているという。

p53って変な名前だが
pは淡白質のプロテイン、53はその大きさを表し53キロダルトンのこと。

この遺伝子はがんの
雷神
のようなもの。

このp53には善と悪と二種類があり、これをうまく割り振れれば
がんを制御できるという。

肺がんなどはp53が65%も異常だという。
その頻度は大腸がん(59%)、膵臓がん(50%)、
食道がん(47%)、頭頸部がん(46%)、
乳がん(40%)の順に異常がおおい。

この治療法は遺伝子治療とよばれ
国内では約20カ所、300例くらいだ。
ところが中国では2000例も行われているという。
中国おそるべし。


p53

この花びら模様が
p53です