粒子線治療は照射を分割しながら何十回も照射する。
トータルな治療期間は2ヶ月にも及ぶ。
(X線でもおなじ事情と思うが)

照射された部分は成長がとまってしまい、免疫機構から異物とみなされ
対外に排出されてしまう。
ただ照射された部分の腫瘍がいっぺんにクリアーカットに
しんでしまうのではなく、
どうも、照射の回数に比例して、
なくなっていくようなのだ。

つまり
治療の途中で、がんの大きさがどんどんちいさくなっていく!
だから、最初に照射したときとおなじ量の体積に
粒子線の照射をつつでていくと、
健康細胞にも照射する確率が高くなっていってしまう。

だから、
一般の長期間の治療では、CT画像などを、複数回
とる必要がでてくる。

幸い、肺がんや肝臓がんでは
重粒子治療では照射回数が少ないので
この影響は少ない。

やはり重粒子線はよい。