
写真はスイスのPSI という物理の研究所のなかいある
陽子線治療センターの照射室です。
天井が高いのはもともと場所がおおきな実験室の中に
回転ガントリー
を設置したからでしょう。
壁が木肌の色をしています。
玄関からここにいく途中の廊下などは片側が
日本の障子のようになっていて明るくて気持ちがいいです。
写真の中央下に患者の横たわるカウチがありますが回転するところの中心
からずれているのが変だと思いません?
こうすると
回転半径が小さくなり、装置の重量や大きさが小さくなり
工夫がしてあるのです。
この手前にでているカウチをささえている分厚い壁は
回転できるんです。
ここでは
小児がんの治療を積極的に行っています。
(放医研ではやっていませんね)
この研究所ではまた
さまざまた先端的は試みを積極的にとりいれています。
小型化のために加速器は超伝導電磁石でできていますし
照射法ときたら
スポットスキャニングの先頭をきっていますしさらにもっとあたらいい
方法もこころみていますよ。
PSI はえらい。