照射室のデザインはみな似たり寄ったりにみえるが
よく見ると多少の個性はあるようだ。

筑波大と兵庫県の回転ガンとリーの中の様子を下に示す。
筑波大
筑波大学のほうは多少、美的な配慮が感じられる。
左側に壁いっぱいにおおきな写真はみえ、また患者の横になるカウチは丸みをおび
下の方にアクセントのラインがみえる。床の色は茶色、他は平凡だが清潔な白だ。
回転ガンとリーのなかには壁からなにやらX線の画像装置がつきでていて、これは
出し入れできるようだ。
兵庫
兵庫県のほうは全体が土色で色の選択としては
非凡だ。カウチは小さく軽量だが貧相にみえないこともない。

施設が増えていくにつれて照射室のデザインもすこしずつ
洗練されていくことだろう。