粒子線治療の治療結果を成果を示すのによく
局所制御率のグラフが生存率のグラフと共によく使われる。
特に放射線(X線)、陽子線、重粒子線の技術の進歩は
標的に照射する精度ともいえるが
その結果が局所制御率だということだ。
時に
難治のがんで局所制御率は高く生存率は局所制御率ほどでもないことがある。
この場合、どう考えるかというと
それでも
その治療法は価値があるといえる。
局所制御率が
高いということの意味は
正常部位に余計な放射線をあてていないと考えられるからだ。

つまり、一般的には
局所制御率は
治療の質の高さ
QOL を
数字で表してることになる。

局所制御率(local control rate)のほかに
患者にはあまり説明されていないと思うが
障害度(morbidity)という指標もある。
これは、名前が表すとおり
治療による障害をあわらし
逆に意味で
QOL を
数字で表してることになる。

これらの指標は大事な量なので
患者としては医師と話すときに
注意しよう。