放射線治療、陽子線治療、重粒子線治療では
どろくさいが実は
このへんの技術が重要なのだ。
フォトン(X線)の場合であるが
2004年4月より体幹部定位放射線治療が健保(健康保険)収載となったということで
その条件が
http://www.asahi-net.or.jp/~uu5s-smz/index.html
に説明されている。
粒子線はまだ保険がきかないのですが。
そこで
定位放射線治療が定義されている。


直線加速器による定位放射線治療とは、直線加速器(マイクロトロンを含む)により
極小照射野で線量を集中的に照射する治療法であり、照射中心の固定精度が
2mm以内であるものを言う。体幹部に対する治療にあっては、
照射中心の固定精度が5mm以内であることを毎回の照射時に確認するものを言う。

(日本語として文章がちとおかしいが。英語の直訳かな?)

はー、体幹部では誤差をゆるめているんだ!
体を固定しても内蔵は10mm以上動くところも
多いので、ただ患者を固定しただけでは
定位放射線治療はできないことになる。

そのために体幹部定位照射研究団体 というものができ?
以下の技術的な側面まで言及されている:

腫瘍・臓器の動きを制限
  制御機器
    呼吸同期
    呼吸抑制
      ABC (Active Breath Control)
  照射機器
      動体追跡照射装置

このABCとはどんなものだろうか? 興味深い!!!!!