2006年のノーベル物理学賞は
宇宙背景輻射の研究での業績にたいして
John C. Matherと
George F. Smoot
に与えられた。
その電話インタビューが
http://nobelprize.org/nobel_prizes/physics/laureates/2006/mather-interview.html
"I think of it as the accumulated trace of everything"

http://nobelprize.org/nobel_prizes/physics/laureates/2006/smoot-interview.html

"In human terms ... it's like looking at an embryo that's a few hours old"

で聞ける。

東北大学の中沢正隆も高速光ファイバー通信ネットワークで下馬評にあがっていたが
インフレーション理論のGuth らとともに落選した。

宇宙背景輻射とは
我々宇宙が
ビッグバンから始まり
膨張をつづけて、いまはその名残として
温度の低い輻射が宇宙空間に満ちていると
いう理論の予言の証拠を実験的に
つかんだといわれている。

Guth はたんに理論でただしさの確証はなく、中沢は工学なので
物理学賞としては妥当といえるかもしれない。
 

ノーベル工学賞というのがあってもいいかもしれない。