陽子線はブラッグピークをうまく使うことで副作用が少ないように
治療計画をたてられるために
小児がんへの治療効果が期待され、あちこちで臨床試験が行われている。

ところが粒子線治療では散乱体をつかう場合と
これを使わず、10mmくらいの細いビームでスキャンする二つの種類に
わけられるが、
散乱体にあたった陽子線が中性子をだしてこれが、治療計画にない
副作用をおよぼすのではないかと言う指摘があったが、
PTCOG45で
この効果の精密測定が行われ、その正式な論文がちかじか発表されるようだ。
(それほど影響は大きくはないが無視できるほどではないかもしれないようで、
正式な論文が待たれる)