二種類の死

二種類の死：
http://www.jttk.zaq.ne.jp/kenko_info/det_cpl/det_cpl_1gaiyou.html

“正常な細胞は、生殖細胞、脳細胞を除き、細胞分裂を５０～６０回繰り返して、細胞自ら死滅します。　これを「アポートシス」と言います。
　しかし、がん細胞は、アポートシスを起こしません。（この主張はおかしい？）
　その結果、がん細胞が永遠に増殖を繰り返すのです。
　アポートシスとは、細胞が自滅することを言います。　
　アポートシスの場合、細胞壁が破壊されずに細胞の中にあるDNAが、雑巾でも絞るように絞られて自滅します。　ですから、マクロファージはがん細胞の原型のまま食べられますので、周りを汚すことなく綺麗にがん細胞の掃除が完了します。　これに対して、ネクローシス(壊死)という言葉があります。
　ネクローシス(壊死)は、物理的に細胞壁を破壊されて死滅することを指します。　細胞壁が破壊されることにより、細胞内の酸性の液が廻りに飛び散り炎症の原因となります。
　がん細胞には、アポートシスにより静かに自滅していただくことを切に望みます。
“

どうもこの著者の説明は間違っているかもしれない。
がん細胞でも殺せる。そしてその死は直接的なDNAの鎖の切断か間接的な切断で、アポートシスによる切断でがん細胞が死ぬ場合もありえるという主張もある。
さて、そうなると腫瘍の内部ではアポートシスとネクローシスの両方が共存しているらしいことだ。

http://www.jaeri.go.jp/dresa/dresa/explain/ab000130.htm
にも
“例えば、腫瘍などが大きくなり、酸素・栄養分の欠如、放射線照射による死細胞集団では壊死層を形成する。このような死に方をネクローシス（Necrosis）と言う。”とある。
腫瘍が大きくなればネクローシスがおきるといっている。
ただこの主張も一部おかしい。　放射線はアポートシスを起こすのではないか？　どうもこの二種類の死については混乱があるようだ。
私の文章を含めて書いてあることをそのまま信じないこと。