
X線治療の強みは加速器がライナックと言う電子線形加速器なのでこれが小型で
軽量でできるため、自由に装置側を動かせることができることだ。
電子を金属ターゲットにあてて、そこで発生するX線を治療に使う。
普通のX線だと上の図の左側のようになり、腫瘍の周りにも放射線をあててしまう(青色)。
加速器が軽いことを利用して患者の周囲に回転すると、青色の部分を分散させることができる。
その様子を示した物が右図である。
これは2次元的な絵なので本当は3次元的にみないといけないと筆者は思う。
(言われたままに専門家の説明を盲信しないこと)
3次元的にみるとその絶対量はやはり多いと言わざるをえない。
それは別にして右上の図は
いかにも照射性能がよくQOL も高そうにみえる!
でも前にみた陽子や重粒子の絵を食らえると
黄色の部分はいまいちですね。
あなたならどれを選びます?
選べることができればの話ですが。
;)