ここで久しぶりに(本来の)技術の話題に戻ります。



comparXPC

X線(光子、フォトン)が右上。

陽子が左下。

重粒子(炭素)イオンが右下。

左上は腫瘍(赤)と重要正常臓器(黄色)で

QOL の高い理想的な治療
赤にたくさん(放射)線量をあてて、重要正常臓器(黄色)にできるだけ
あてないようにするのが良いのと。
色のない白の部分にも 線量 を少なくしたい。

青は白に仕方なく照射してしまう部分でこの面積は小さくしたい。

この点からよい順にいくと
1)重粒子
2)陽子
3)X線(フォトン)
の順となる。

ただ
陽子は重要正常臓器(黄色)に関しては重粒子よりも
よいといえる !!!


この絵では示されていない情報もある。
たとえば
多方向から照射した場合はこの絵ではあらわされておらず、
3次元的はイメージが必要だ。 多方向から照射するとひろく薄くばらまいているが
表現されていないのだ。