超伝導サイクロトロン RPTC ドイツの陽子線施設 その6

紫色の寝袋のようなところに患者が横になります。でこぼこしているのは
たぶん、この状態では可塑性になっていて、患者がなかにはいったら、圧力で
体にフィットするようになるのでしょう、

陽子線は上から下がっているノズル（nozzle）
とよばれる装置から出てきます。
このノズルには治療に必要なあらゆる部品が患者の目から隠されているのです。
ここは回転ガントリーの内側なので、このノズルが一緒に回転するのです。
通常、ビームが照射されるのは２分間くらい。そお数倍以上、息決めにかかります。
リネッカー陽子治療センターRPTCの装置の紹介シリーズは今回で一段落です。
この施設は治療開始に向けて産みの苦しみを味わっています。