
粒子線施設の見学にいくとだいたいこんな風景をよくみます。
これはビームラインと呼ぶ場所で加速器(この場合はサイクロトロン)から治療室まで
陽子線をもっていく途中はこうなっています。手前の菱型の断面をしている装置は
四極磁石あるいはQuadrupole magnet と呼ばれ、こういったのを組み合わせると
陽子ビームをうまく運んでいけるのです。記録見えるのは電磁石のコイルと呼ばれるもので
これに電流がながれ、この中心を貫くビームダクトのなかを陽子ビームは通っていくのです。
このダクトのなかは真空になっています。
2台の四極磁石の向こうには四角形の四極磁石が見えます。
床がぴかぴかひかってきれいでしょ。
ドイツできれいずきだから特別なのかもしれません。
ここ以外にも
GSI とかいう大研究所がありますが、ここもきれいでした。
彼らは空気がどうながれるかも計算して、装置室の床まで空気流の
道筋が考え抜かれていました。